ネイタルのアスペクトがホロスコープ全体に及ぼす影響について

NUMB3RS(ナンバーズ:天才数学者の事件ファイル)の中で、犯罪者の拠点を探すために使っていた数学を見て「ホロスコープに似ている」と思いました。
ホロスコープとは天体同士の角度を計算し、それを図に表したものなので元々数学的なものであり、無関係ではありません。
因みに、NUMB3RSの中で使われる数学(及び数学を使って犯罪を解決すること)はフィクションでは無く、毎回ドラマの脚本を数学者にチェックして貰っていたそうです。
数学者でありスタンフォード大学の教授であるキース・デブリンも、このドラマを元に数学で犯罪を解決するという本を書いています。


犯罪者の拠点探しは、最良の人生探しに置き換えられます。

求めている答えxを算出する場合には、aとbとcとd‥という複数の要素を元に計算し答えを出します。
基本的には要素が多ければ多い程(その要素に間違いが無く、尚且つ考慮すべき要素であれば)、答えはより正確性を増します。

ですから“計算結果としての解が求めている答えxとは違う”という結論に至った際には、根本から問い直す(要素を洗い直す)という作業を必要とします。

“そもそも最初に計算すべき要素に不足や間違いがあった”と考えるべきだからです。
不足や間違いのある要素で答えを出せば、“求めている答えに近いもの”にしかならないのです。

出典:NUMB3RS
薄い黄色の部分が最初に算出した犯罪者の拠点がある可能性の高いエリア
要素を訂正して計算した答えが赤の斜線で囲われている所

仮にaとbいう2つの要素のみで計算すれば、求めている答えとは程遠いものになる。
(要素が少なければ計算自体が不可能かもしれない。)
こういうことが、ホロスコープ上でもよく起きている。
先に説明したabcd‥という要素は、各天体に置き換えられます。
つまり、使われる天体が少なければ少ない程、正確なホットゾーン(求めている人生)からは遠くなるということ。

星は全部の要素を使って一つの解を導き出すことで真の答え(その人が本当に望むもの)に辿り着くように出来ています。

ですが、実際にはそう簡単には上手くいきません。
何故なら、アスペクトが邪魔をするからです。

アスペクトの影響により、本来そうであるはずのパターンから逸脱するのです。


これが人生のプロセスですが、この時の数式のベースに必ず入れなければならない天体が月と太陽です。

これはもうmustで、“入れなければならない”
“使わなければならない”というレベルで大事。


月と太陽は人生に欠かせない大事な要素なので、もし、最初の数式に月か太陽かどちらかの要素を入れ忘れていたなら、根本からやり直さないといけなくなるからです。
月と太陽の要素が入っていなかったなら、途中まで分解しただけでは数式を再構築した所で求めている答えには辿り着きません。
逆を言えば、月と太陽さえ使っていれば全てを分解して一からやり直す必要はなくなります。
それだけでも人生の軌道修正は遥かに楽になるはずです。

例えば、月と太陽を使っていれば同系統の会社への転職やステップアップの転職でより自分の資質を活かせる環境や満足出来る環境が整いますが、月と太陽がしっかり使われていない場合、職業自体を変える必要性(変えたくなる衝動)が生じてきます。
職業自体を変えて転職したとしても、月と太陽が使われていなければ再び同じことになるでしょう。
月と太陽を使っていない=自分の資質(の中でも最も重要な要素)を使っていないことを意味するからです。

そうやって、それぞれの数式が微妙に違ったり(天体やサインには様々な要素が含まれるので、この天体とサインの“この性質”は使っているけど“この性質”は使ってないという状態)や、要素が足りない(そもそも天体を使ってない)ことで求めている答えに辿り着けない・求めている現実を現象化出来ないということが、ほぼ全ての人のホロスコープ上で当たり前に起きています。

全ての人がアスペクトの影響を受けるからです。


アスペクトの影響というのは、簡単に言えば矛盾です。
そして、そこから生じる迷い。
それが意思決定の精度を鈍らせる。

天体(自分自身)の純粋な想いが、他の天体とのアスペクトによって迷子になるのです。

天体がアスペクトの影響を受けることで、本来の数式のパターン(歩むべき道)からズレる(天体の良さを発揮できなくなる・天体を上手く使えなくなる)。
だから、アスペクトの影響は調和することが大切なのです。

アスペクトの影響を上手く調和することが、本来の道を開く鍵になる。