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1ハウス・牡羊座の領域は【行動することでその結果(体験)を自己理解(=内的自己認識=意思決定のための要素)に繋げていく場所】です。
ここに月or太陽or土星orキロンor冥王星を持つ人、或いは1ハウスや牡羊座が強い人(ステリウムやオーバーロードなど)に共通して見られるのが“自己理解の不足”です。
自分がどうしたいのかがよくわかっていないので何かを選択し行動するということが難しくなったり、自分の本当の想いを誤解したまま進んで行く・頑固や負けず嫌いが災いして自分及び自分の状況を客観的に見られないという傾向が見られます。
これらの天体の影響から抜け出せない人は、以下の3つのパターンのどれかにハマっていることが多いです。
①[行動する前にあれこれ悩んで行動出来ない・行動しないから答えが出せないループに陥る]パターン
同時に海王星がソフトで絡んでいる場合は特にこのタイプになりやすい傾向があります。
②[行動から得た結果(体験)をフィードバックすることに意識が向きにくく、盲信的に進んでいく(上手くいかなかったり違和感を感じていても軌道修正や方向転換が出来ない)]パターン
このタイプは盲目型(本当の気持ちを有耶無耶にして誤魔化すタイプ)と頑固型(信じて疑わないタイプ)がいます。
どちらになるかは他の天体の配置によります。
③[行動から得た結果(体験)をフィードバックすることに意識が向きにくいので“体験から自分の意思(どうしたいのか?)に対する理解を得て次の行動に結び付ける”ということが出来ずに、自分の人生を進めていく方向を定められない・目的意識を持ちたくても持てない・何かをやってみても続かないを繰り返す]パターン
行動はしているんだけれども、自分が求めている答えを導き出せないタイプです。
全てに共通するのは【まず行動して、やってみてどうだったか?(外側の結果)或いはどう感じたか?(内側の結果)という体験を通して得られる判断材料を集めることで次の行動を考える必要がある】ということです。
しかし、1ハウスや牡羊座に月or太陽or土星orキロンor冥王星を持つ人は【行動が出来ないから判断材料が集まらないor行動しただけで判断材料を精査しない】という状態に(無意識に)陥っている人がものすごく多いです。
これらは自分の意識の向け方次第(無意識にやっていることに気付いて考え方や行動を変えること)で乗り越えていけますので、1ハウスや牡羊座に月or太陽or土星orキロンがあってもこれらの影響から脱している人もいます。
今回は各パターンへの対策を書いていきます。
※厳密に言うと、1ハウスや牡羊座に月or太陽or土星orキロンがある人が、積極的に自らの意志を実現して行こうとする際に躓きやすいポイントの傾向と対策になります。
目次
- ①とりあえずやってから考える=擬似体験をすることで感じたものから答えを出す
- 大事なのは選択を間違わないことではなく、例え失敗してもその経験を元に自分が満足したり納得できる道を見つける力を身に付けること
- ②ファーストインプレッションは変わるものと理解する
- ③これまでやってきたことの類似点や共通点を抽出する
- 魂=本当の自分を探す旅のはじまり
- 自己理解の不足は自己愛と自己価値の欠損を生む
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