星を使うための<ハウス×天体><ハウス×星座>解釈

「星を使う」ことで人生は開かれる

わたしが占星術をはじめた時に知りたかったことは”どう生きれば人生が開かれていくのか”ということでした。

しかし、占星術の解釈の殆どが「こういう人です」とか「こういう傾向があります」という内容で、自分の求めている答えとは程遠いものでした。

そして、こういった内容は”当たっている”と感じるんです。

中には「こういう資質(持って生まれた才能)があります」と書かれたものもありますが、そういうものに限って”当たっていない”と感じることが多く、腑に落ちなかったり、苦手なことが書かれていたりということがありました。

「それは何故なんだろう?」「何故そうなるんだろう?」

ホロスコープの内容と、事実との相互関係を紐解く内に”星を使えているか、使えていないかで現象としての現れ方が変わる”ことに気付きました。

これこそが、はじめに求めた答えだったのです。


「星を使う」以前に、考え方や行動といった「生き方が星に作用する」と言う方が正確かもしれません。我々の人生は星に影響を受けて決まるのではなく、我々の生き方が星を動かすのです。

「星を使う」ことに特化させたハウス解釈

自分の知りたいことを求めて辿り着いたのが、”星を使う”こと。

“星を使う”という言葉の解釈も色々あると思いますが、新月の願いごとで良くある「天体の象意に合わせてこちらの願いを叶えること」ではなく、「天体の意志を汲んだ行動によって、星の願いを叶えること」です。

星の願いを叶える代わりに、こちらの想いを汲んでもらうギブアンドテイクを基本とします。


以下、ハウスを攻略するための行動スタンスです。

<ハウス×天体>


重要なのはアングルだけじゃない!カスプとのコンジャンクション

アングル(ASC・IC・DC・MC)にコンジャンクションする天体だけではなく、カスプにコンジャンクションする天体も、そのハウスに特に強い影響を与えます。カスプに乗っている天体は、特に使うことを強く意識することがそのハウス攻略のポイントです。ハウスの5度前ルールがあるので、オーブは±5°で見ると分かりやすいです。

<ハウス×星座>

ハウスカスプ(ハウスを区切っている線)の星座が何座かを見ます。

「ハウスがひとつの星座をまるまる含む場合」「ひとつの星座にハウスがまるまる含まれる場合」「ハウスカスプが星座の境目とコンジャンクション(29度~1度)する場合」は、ふたつの星座の性質が反映されます。

天体の有無に関わらず有効です。

※当サイトで再構築したハウス解釈を元に構成していますので、既存のハウス解釈に当て嵌めると意味が分かりにくいことがあるかもしれません。占星幾何学のハウス解釈は、ハウススコアリング©セルフリーディングテキスト(有料ダウンロードコンテンツ360円)内で公開しています。


<天体×星座>をハウスカスプの星座が調停する

上に書いた一覧は、天体×星座で読むことも可能です。

e.g. 例えば、わたしの1ハウス(自分自身を表すハウス)には蠍座の太陽と冥王星のコンジャンクションがありますので「自分自身を輝かせるため(太陽)に、徹底的(冥王星)に自分自身(1ハウス)を探求(蠍座)する」となります。その結果見出したのが、この星の使い方です。

1ハウスのカスプは天秤座です。自分自身を探求する過程で「自分の意志は曲げたくないけれど、それは間違っていることなのかも知れない」という想いがずっと”秤”に掛かっていました。

「自分を持つこと」も「人に合わせること」も、どちらも行き過ぎればネガティブになる。

「バランスを取ればいいんだ」と理解したことで”秤”の揺れが止まりました。

このように、ハウスカスプには天体×星座を調停するような作用があります。

天体とカスプの星座は同じこともあれば違うこともあります。同じ場合は、その星座のスタンスを使うことが強調されているということです。

「当たっている」と「使えている」は同じようで全く違う

わたしの中学生の頃の夢はデザイナーで、 以前はアパレルの販売員をしていました。ファッションが好きだったからです。

資質を表す2ハウスには、ファッションを意味する金星があります。基本的な性質を意味するASCも天秤座(ルーラー金星)です。社会的な役割を表すMCは蟹座で、接客業はこれに該当します。月は獅子座で演技力。接客は実際のところ、演技力が必要です。

つまり「当たっている」訳です。

でも、接客業が向いているとか天職だとか思ったことは一度もありません。それどころか接客は正直嫌いでした。

星を使っていても100%引き出せていない

わたしの太陽星座は蠍座なので、天秤座や獅子座のように表に立つ星座とは真逆の性質があるのです。

だから「太陽が使われていなかった」し、太陽以外にも使えていない天体がありました。

星は、全部を使う

使われていなかった水星や太陽・その他の天体を総合的に使うことで、それまでには全く考えもしなかった道が開いていきました。それは、考えもしなかった道なのに、自分に向いていると思える道でした。

必要だから、そこに在る

「星は全部使わなくていい・全部は使えない」と言う人もいますが、わたしは経験上、全体的に使っていくことでホロスコープが持つ本来の能力が引き出されると感じています。

大切なのは、使いこなすことではなくて「取り組む姿勢(行動スタンス)」です。

その「姿勢」から、道が開かれて行きます。

星は”自分で輝かせるもの”

星の願い(想い)に沿って行動してみると、自分の中の星が生きてくるのがわかります。

腑に落ちなかったものも腑に落ちるようになって、自分でも知らなかった自分(の星)が輝き出す。

 太陽系(占星術で主に使われる天体)で自ら光る星は太陽だけ。 

太陽の光が無ければ、他の星は光らない。

その太陽が"自分自身を表す天体"であること。

それが、真実を物語っていると思う。