・①「いい気分でいる」ということ
・②「自分の気持ちに従えば上手くいく」
・スピリチュアルとは何か?
・体験に勝る知識はない
・次元と周波数の話
①「いい気分でいる」ということ
より良い人生を生きるために、いい気分でいる(メンタルを良い状態に保つ)ことはとても大事なことです。
しかし“いい気分でいる”ということが“ネガティブな感情の排除”になってしまっているケースがあります。
人間は基本的にネガティブなものを嫌いますし、ネガティブな感情というのは余り感じたくないものではありますが、それがあるからこそ、その奥にある“自分の本当の気持ち”や“自分に必要な理解”に気付けるようになっています。
ですから、“ネガティブな感情を排除する”ということは“自分の本当の気持ちや自分に必要な理解(学び)から目を背ける”ことなのです。
いい気分でいるために、感情を思考でコントロールしようとすることは“ネガティブな感情の排除”に当たります。
“自己(自我=エゴ)を正当化”することにもなります。
ネガティブな感情も自分を知るための大切な情報源として存在していますので、感情を捻じ伏せるために思考を使うのではなく、その感情が自分に何を訴えているのかを考える(自分の本音を汲み取る)ために思考を使う必要があります。
ネガティブな感情を受け入れ、気付くべきことに気付くことでマイナスの感情をプラスの感情に昇華(浄化)し、嫌な気分から“いい気分”に転換する=気持ちを落ち着かせる。
「ああ、なんだそうか」「だから上手くいかなかったんだ」とか「だからこういう気持ちになってたんだ」っていう、気付きと理解(自分の状態を把握すること)によって自分自身を安心させてあげる。
【マイナスを受け入れてプラスに転換する】ということが大事なんです。
ネガティブから目を逸らしてただ“いい気分”でいることも場合によっては必要なんですが、気付きと理解が伴わないと“ベースが上がらない(=蟹座という4ハウスの人生の土台が育たない=月から成長しない)”という感じでしょうか。
【ネガティブな感情と一体化してそれを糧にすること(そこから気付きを得ることで自らの在り方を変える=変容させること)で純粋な魂の意識と同調しやすい状態に持っていく】プロセスが重要なのであって、ただ“いい気分”でいれば魂が求めている現実を体験出来るという訳ではありません。
考え込みやすいタイプ(思考優位)の人は、そもそもこのプロセスが出来ないとネガティブな思考のループに陥りやすくなるので“いい気分”を維持すること自体が難しいです。
逆に余り考えないタイプ(感覚優位)の人は、無意識の内に不快なものを排除して、それと共に自分を知るための大切な情報までもスルーすることになるため、自分に必要な気付き(変容)を得られません。
どちらにしても、自分(自我=エゴ=思考)と本当の自分(非我=魂=感情)が分離した状態を超えられない(統合出来ない)ことを意味します。
これは蟹座(4ハウス)▶︎蠍座(8ハウス)▶︎魚座(12ハウス)の水サインの循環プロセスです。
蟹座は同質のもの(共感出来るもの)しか受け入れようとしません。
この時点(1ハウスからスタートして4ハウスに至った時点)では、まだエゴこそが自分自身だという初期設定になっていますので、エゴの方針に沿わないものは受け取り拒否をします。
※蟹座のルーラーが月なので、月の性質が強く出ている方が“いい気分”を意識するとネガティブの排除や自己の正当化になりやすいです。
しかしそれは魂を排除することですから、当然調和は訪れません(上手くいかないことが出てくる)ので、エゴが納得出来ない物事を受け入れる必要性に迫られます。
冥王星は強制的な影響力を持つ天体ですが、それは即ち“受容する力”を育てる天体ということです。
だから蠍座(ルーラー冥王星)ではこれまで受け取り拒否をしていたものを受け取り、それが何の為に必要だったのかを理解していきます。
そこで理解(気付き)を得ることが出来ると、エゴが薄れて(自分自身の在り方が変わる=変容して)魂との境界線が無くなっていくのです。
歪な状態の魂であるエゴを手放していくことが魂を磨くということであり、カルマの昇華とも言えます。
仏教の祖である釈迦のエピソードでも、自分が今まで信じてやってきたこと(厳しい修行)が間違いだったという非常に受け入れ難い事実を受け入れたこと(エゴを手放したこと)が悟りの切っ掛けとして語られています。
つまり、本当の自分(魂)を生きるためには、思い込み(要するにそれがエゴ)に気付き、自分の在り方を変えていくというプロセスが必要ということです。
「ありのままで完全」なのは魂であってエゴではありません。
人間には基本的にエゴに対する執着というものがあるので、それを手放せば魂の意識(悟りの状態)に近付く訳です。
だから仏教では“執着を手放す”ということが説かれます。
そしてそれはホロスコープで言うと8ハウス・蠍座から9ハウス・射手座に移行していくプロセスです。
8ハウスというのは“不自由を受け取る”ようなイメージで語られることも多いですが、そういうネガティブな体験とそこから生まれるネガティブな感情というのは、その思い込み(=エゴ)に気付く切っ掛けになります。
ですから“いい気分”でいることがネガティブな感情から目を背けることや自己の正当化(内省する機会の放棄)になってしまうと、それは寧ろスピリチュアルの本質から遠ざかります。
厄介なのは、ネガティブな感情の中でもスルーしていい感情とダメな感情(本質=魂に繋がるものと繋がらないもの)があるということです。
思考優位(気持ちの切り替えが苦手)の人はスルーするべきネガティブにまで向き合ってややこしくするし、感覚優位(気持ちの切り替えが得意)の人は向き合うべきネガティブをスルーしてややこしくします。
自分の内側のことなので自分で感覚として掴んでいくしかないんですが、一つの指標としては“楽になるかどうか”です。
向き合うべきネガティブは向き合わないと楽になれない(繰り返す)し、向き合う必要のないネガティブはスルーしたら楽になります。
向き合うべきネガティブとスルーするべきネガティブを見極めて、向き合うべきネガティブからは自分が気付くべき何かをしっかり抜き取ってマイナスをプラスに変えるという意識が必要です。
②「自分の気持ちに従えば上手くいく」
と言われますが、“自分の気持ちに従っているのに上手くいかない・そもそも自分の気持ちがよくわからない・迷ってしまって答えが出せない”ということもある訳です。
難しいのは、霊的次元と「つながること」ではなく、その声をエゴの声と区別して「聞き分けること」です。
岩戸開き 第2号 魂の情報量を増やし目覚めて生きるためのポイント / 月夜見
人は誰しも霊的次元とつながりを持っています。
「自分の気持ちに従う」以前に、思考(エゴの声)なのか感情(魂の声)なのかの見極めが必要なことなのですが、それを判断するのは簡単ではありません。
何故なら、思考と感情はセットで動くからです。
頭で何かを考えればそこに感情が生まれるし、心が何かを感じればそれに伴って思考が巡ります。
同時に両方が混在してる中でどちらがどちらなのかを見極めるためには、自分の思考や感情を俯瞰する力(瞑想とか思考や感情を紙に書くとかで鍛えられる)が必要になってきます。
更に強い感情は思考そのものを停止させる(冷静な判断が出来なくなるので←これは本当の気持ちとは違うミスリードを引き起こしやすくなる)し、強い思考は感情を掻き消しやすくなります。
なので“自分の気持ち(魂)に従っているつもりで、頭で考えて出した答え(エゴ)に従っている”というのはよくあることです。
思い込みっていうのは言い換えると「信じたい」でもあるから。
「自分が何かを信じた先に何かがあるって信じたい」とか「これが真実だと信じたい」気持ちが思い込みという思考(エゴ)になることもある。
“自分を信じること”と“自分が信じたいことを真実だと思い込むこと”って紙一重で、だからこそ自分が信じた道を進んでみないと、それが自分にとって真実か否かなんてわからないんですよ。
釈迦も厳しい修行では悟れないと気付くまでに6年掛かっています。
その理解に行き着く(自分の信じたことの結果に気付く)にはある程度時間も掛かるもの。
人生というのは“自分が信じているものを確かめていくプロセス”とも言えます。
自分の進んでいる道がエゴの道なのか魂の道なのかの見極めは、人生を掛けて何かに取り組むからこそ答えが出せることであって、要は選択を間違わずに魂が望むものを選び取ろうとするのは至難の業だということです。
でもだからと言って間違うことを恐れて行動しないままでは魂の望むものを選び取ることも難しくなります。
観測で決定されるのは観測者の「信念」であって「現象」ではない。
量子力学(的スピリチュアル)の知識がないと意味不明かもしれませんが、確率の波の収束は自分が信じて行動したことの結果、つまり自分の信念が正しかったかどうかの結果が出るだけの話であって信念が間違っていたと感じるなら(上手くいかなかったなら=上の図の“観測”で望むような結果が得られなかったら)①で説明したようにネガティブを受け入れて内省に繋げる。
その繰り返しが出来るかどうかが大事。←これで軌道修正されていく。
必ずしも「自分の気持ちに従えば上手くいく」とは限らないので、現象は信念の結果だと捉え、時には自分が信じて行動してきたことが間違っていたという受け入れ難いことすら受容する力があってこそエゴ(思い込み)を手放すことが出来てスピリチュアル(魂への回帰)が成立するのです。
スピリチュアルとは何か?
目に見えないエネルギーの世界のことをざっくりスピリチュアルと捉えている人が多いと思いますが、スピリチュアルというのは【自我(エゴ)を手放し純粋な魂としての在り方に回帰するプロセス】のことです。
牡羊座の自我の芽生えから魚座の魂(自我の喪失) =ホロスコープの1ハウスから12ハウスに至ることが全ての魂の共通した目的意識になります。
スピリチュアルはホロスコープで言えば12ハウスです。
人生の体験を総括する場所にあります。
他11ハウス分の体験があってこそ役に立つ知識であり、理解出来るものでもある。
最後の最後で体験と体験を繋ぐ仕上げのエッセンスみたいなものなんです。
だからスピリチュアルを学んで何かが変わる人っていうのは、それ以前の体験とスピリチュアルの知識がしっかり結び付いている人です。
つまり、より良い人生を生きたいのならスピリチュアルを学ぶことよりも自分なりに人生を生きてみることの方が圧倒的に大事だってこと。
それがあってこそ、スピリチュアルの知識が深い理解に変わります。(腑に落とせる。)
体験に勝る知識はない
先に体験しているか、体験した後でしか本質的な理解というものは出来ません。
↑スピリチュアル的な概念をちゃんと腑に落とせている人は“体験しないと(感覚として腑に落とさないと)理解出来ないってことが理解出来る”と思います。
戦争が悲惨なことというのは体験がなくてもイメージは出来ます。
それは戦争が目に見える現象で共通認識を持ちやすいからです。
しかし(本質的な)知識というものは“その人の体験と結び付いている理解”ですから、共通認識を持ちづらく、説明された所で自分もその人と同じような体験(感覚)がないと理解が難しいものです。
ですから、知識にガイドされた人生ではなくて(先に正解を求めるのではなく)、まずは自分なりに信念を持って生きることが大事なんです。
スピリチュアルの知識を通して“本当の自分”を求めている方も多いと思いますが、参考にする程度ならともかくスピリチュアルの知識に自分の行動全てを委ねるような所までいってしまうと、自分の人生を自生きていない(自分の信念がない)ということになります。
②で説明したように、自分の信念が自分にとって正しいかどうかを確かめていくプロセスの中でエゴの浄化が起こり魂意識(本当の自分)に戻っていくので、そもそも信念(エゴか魂意識かわからないけど自分の中にある何か)が無いという所からスタートしてもダメなんです。
自我=エゴが無さ過ぎもそれはそれで問題。
エゴも必要だから存在しています。
「自分の中に在るものが真実か否かという問い(自我)」が無ければ「答え(魂)」もない。
信念が無いっていうのは本当の自分に辿り着く以前の問題になってくるので、(仮)でもいいから自分の信念から行動し物事を体験することが先です。
しっかり知識が腑に落ちてモノに出来る段階というのは“信念を持って行動し、体験から気付きを得るという学び(8ハウス)を超えてから”ということ。
↑これがあれば知識がスッと入ってきます。
或いは9ハウスの知識が体験と一体化すれば(知識を実践し体験して腑に落とせれば)その先に行けますが、この方法は思考(エゴ)が主体になるので、スピリチュアルの知識だと本質的な理解までに10年〜20年単位で時間が掛かる場合もあります。
↑こうなってしまうのは結局自分のレベルに合わない(体験=経験値と結び付かない)知識を教科書にしているからです。
体験がスピリチュアルを腑に落せる段階にあれば、知識先行でもそんなに時間は掛からないはずです。
ただこの体験というのは今世だけのものとは限りません。
そもそもスピリチュアル的な概念とは何度も転生を繰り返して理解していくものだからです。
どちらにしても、体験と知識が結び付かなければ変化を伴う理解にはなりません。
子供(若い世代)が大人=指導者(9ハウス)の言うことを聞かないのは当たり前なんです。
体験が伴わない知識は理解出来ないのが普通だから。
大人の言うことを知識として理解するより、言うことを聞かないで痛い目を見る(自分がしたことの結果を体験する)方が学びにはなります。
上手くいくことより上手くいかないことを経験する方が、ずっと早く物事を学ぶという研究結果の報告もあるそうです。
成功者の話(10ハウス)を聞いても理解出来なかったり、同じようにやっても成果が出ない以前に同じようにやることすら難しいと感じることもあると思いますが、それは自分の体験(目的を達成するための試行錯誤)が成功者の話を腑に落とすレベルに達していないからです。
ビル・ゲイツとかイーロン・マスクの展望(11ハウス)も理解が出来ないから陰謀論になっちゃう(歴史的偉業を成し遂げた人達が異端児扱いされてきたのと同じことです)し、スピリチュアル(12ハウス)も理解が不足するとスピリチュアルという名のオカルト信仰になります。
スピリチュアルの知識よりも体験が勝らないと変化が起こらないので、スピリチュアルジプシーになりがちです。
特に10ハウス〜12ハウスというのは発信する側と受け取る側の視点のズレがエグかったりします。
そのズレを考慮して話す人は殆どいません。
だから誤解も沢山生まれます。
まずそこに気付かないと、自分の体験と結び付かない(=変化に結び付かない)情報ばかりを摂取して食傷状態になります。
その結果、成功体験を積めずに自己否定に繋がることもあります。
大きく成功している人ばかりが取り沙汰されるのでそうなってしまうのも無理はないのですが、自分のレベルに見合った情報を見極めるのも大切なことです。
8ハウス以降は体験(感覚的に腑に落とすプロセス)が欠けると理解出来ないものなので、知識をなぞって体験した所でそれまでの体験が欠けてたら上手くいきません。
手順を覚えて問題を解くだけでなく、問題の根底にある概念を理解し、用いる手段を正当化できなければならないのです。
スタンフォードが最初に教える 本当の答えを見抜く力
この引用元は数学の本ですが、宇宙(この世界)は数学的構造で成り立っています。
自分で数式を解かないで答えだけもらったとしても結局納得出来なくて「何でそうなるの?」が残る人もいるし、答えをもらっちゃったら自分で解く必要がなくなるから自分で答えを出すプロセスを放棄してしまう人もいます。
占いは基本占い師が数式(問題)解いて答えを出しちゃうんです。
でも、自分で数式を解く(問題を解決する=人生を生き抜く)力を身に付けなかったら占いに依存することにもなる。
占いやスピリチュアルが人生の迷子を助長していると感じることが多々あります。
占星術は9ハウスとも言われますが、それは使い方次第です。
12ハウス的に使う(わからないことに答えを出すために使う)と、悩みの中に閉じ込めます。
かげした真由子さんがKIKOさんとYouTubeで対談した時に「占いに来るお客さんの悩みが変わらない。同じ悩みを相談しに来る。もしかして私悪いことしてるんじゃないか?と思った」と仰っていました。
9ハウス的に使うためには、ホロスコープに答えを求めないこと。
自分についての理解を深めたり体験の拡大のために使う(こうしてみようかな?ああしてみようかな?っていう参考にする)のは良いと思いますが、自分で答えを出せない何かに答えを出すために使おうとすると拗らせる場合が多いです。
スピリチュアル的なセッション等も、それを受けて何かが改善した所で自分自身に問題を解決する力がなければ当然他の問題にも打つかりますし、スピリチュアル的なセッションで改善したという経験からまた問題が起こるとそこに頼るようになったりもする訳です。
そうなると一向に“より良い人生を生きる力”が身に付かず、いつまでも生きづらいままです。
だからわたしは“プロセス(自分の力で答えに至る体験)”を重視しています。
山田玲司さんが『知識が体験の邪魔をする』って言ってましたけど、本当にそうだなと思います。
(戦争に関してはこれでokなんですよ。体験しない方がいい訳だから。)
知識が先行して知識が体験の邪魔をする状態になってしまうと、本当の意味での理解が出来なくなってしまいます。
知識を身に付けることも大切ですが、それを理解するためのベース(体験)も必要です。
体験が欠けると学びの機会そのものが失われますし、スピリチュアルの場合は誤解をすると逆にエゴを強める結果にもなります。
そうなっちゃうと本末転倒なんです‥。
まぁでも体験が足りなければやらされるだけだから、間違ってたっていいっちゃいいんですけどね。
②で説明したように、そうやって気付いていくものなので。
↑ただ最低限これだけは理解していないと、スピリチュアル(魂への回帰)を達成するのは難しいのではないのかなと思います。
次元と周波数の話
魂の意識と同調しやすい状態にすることを、スピリチュアルでは[波動を上げる=周波数を上げる=いい気分でいる]と表現されますが、それは“自分を良い状態に持っていくこと”で、それも大事だし必要なことなんですが[次元を上げる=魂が望む現実を生きる]こととは違います。
次元とは何かと言うと、情報量です。
上の画像はYouTubeのサムネイルですが、右のパンケーキは写真ではありません。
タイトルにあるように、イラストは大量の情報でリアルになります。
2次元の中でも情報量によって次元のグラデーションがあるということです。
ここに空間という情報を足すと3次元、時間を足すと4次元になっていきます。
5次元がパラレルワールド(if=可能性という情報)です。
これらは数学的な次元の解釈に基づきます。
情報量の多い少ないが次元という単位で表されているのです。
次元を増やすというのは=情報量を増やすこと=それは人生で言えば体験(から得た情報)を増やすということで、一つの体験(学び)を終えて次の体験に向かうこと。
それが望みの実現(新しい体験のはじまり)だったりする訳です。
つまり【体験=情報量=次元】ということ。
体験(感覚)を通さない知識を得て(自分の体験から答えを出さないで)それでokなら、わざわざ肉体を持つ(生きる)意味ないんですよ。
感覚として理解が出来ないと次のステージに行けないようになっていて、だからずっと“気付き”とか“理解(体験を通して腑に落とすこと)”が大事だよって話をしてる。
“自分の体験から自分なりに答えを出す”ということが重要で、簡単に言えば“地球は体験学習の場である”ということです。
今在るものに満足する幸せは女性性(月)・現状に満足せず上を目指そうとするのが男性性(太陽)です。
月だけでは情報量(新しい体験)は増えません。
だから次元は上がらない。
月で波動を上げて、良い状態に持っていったら太陽で次元を上げる。
正確には“上げる”という表現も違う。
【波動(周波数)を整えて、次元(体験という情報量)を増やす】です。
次元を増やす=5次元のパラレルワールド(可能性の世界)を開くこと。
仮想空間(ゲーム)を構築するデータのアップデートかDLCみたいな感じで、体験したいことがあるなら情報量(データ)が必要で、そのプログラミングデータは個人的には天体にあると思ってます。
人生のイベントを管理してるのは天体ですし。
天体は育てるものって言ってるのも、ここに理由があります。
情報(体験から得た新しい理解)を天体に送信すると、それがアップデートのデータになって新しいステージやイベントが追加されるイメージです。
月だけだと次元が上がらない(体験が増えない)し、太陽だけだと満たされなくなるので波動が下がってしまいます。
基本的にどちらかに偏っていることが多いので、バランスを取るだけで循環します。
二元性のどちらかを無視したり排除することではスピリチュアルは成り立ちません。
でも何と言うか、スピリチュアルをマスターすれば嫌なことが無くなるみたいな勘違いをしている人が一定数いるような気がします。
発信する側もそういう誤解を招く表現をよく使っているというのもありますが。
ハッピーにスピリチュアルを発信してるひとでも病気になったりします。
スピリチュアルというのは望まない現実を避ける方法じゃないんです。
“その体験を如何に昇華し、より良い人生に結び付けていくか”という学びのプロセスです。
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