時代の「転換期」を生きるー何故、今、変わることが求められるのか

※2018年7月17日の記事に加筆修正を加えたものです。記事が古くなってきたので再編集しました。現在の記事は2020年度版です。2020年4月8日コロナウィルス関連追記。

現在、わたしたちは「生き方を大きく変えること」が求められています。
結論から言えば「テクノロジーの進化」です。
スピリチュアル的に言えば「アセンション」
一見相反する様に見えるこのふたつには、密接な関わりがあります。

コロナウィルスによる世界的パニックは、これらを達成するための「転換点」になります。


特に影響を大きく受けるのが、冥王星蠍座世代の方達です。
蠍座は冥王星のホームサイン。冥王星が、一番力を発揮するサインです。
この冥王星を蠍座に持つ方たちは、あらゆる場面で「作り変える」ということが求められます。
新たな道を切り開いて行かなければならないのです。

冥王星蠍座世代は、1984年~1995年生まれの方達です。
いわゆる「ゆとり世代」わたしもこの世代です。
Wikipediaによれば、ゆとり世代の明確な定義は無いようですが、中学校1年の途中で土曜日の授業が無くなったと記憶しています。
2008年、22歳で「リーマン・ショック」ここから「就職難」が始まりました。
親は「バブル世代」
それなりにいい学校に行って、それなりにいい会社に永久就職。将来安泰。
そんなテンプレート人生を刷り込まれて学生時代を過ごしました。
「大学に行けばいい会社に就職出来る」そんな風潮。
が、現実は違いました。
「大学まで行っても就職出来ない」なんてよく聞く話だった。
リーマン・ショック以降業績悪化、永久就職を保証出来ないので非正規雇用が増えました。
正社員でも給料少ない、昇給ない、ボーナスない。退職金も右肩下がり。
そして今は副業を許可する会社が増えています。

つまり、もう会社はあなたの人生に責任を持てません。ということ。
ついでに国も責任を持ってはくれません。
2019年には「老後2000万円問題」が浮上しました。
わたしが社会に出た時には既に年金貰えないって言われてましたけどね。

山羊座社会。会社という枠の中で業績を残す永久就職時代は本格的に終わりを迎えるのです。


コロナウィルスの影響によって、恐らくこの時を遥かに超える失業率になるかと思います。
加速度的にこれまでの社会の崩壊が進んでいますが、結局は余力が無さ過ぎたのです。
騙し騙しやって来たことに、遂に限界が来た。
上で説明した通り、予兆は十分にあったはずです。

コロナウイルスが終息に向かうと、今回の様な事態へのリスク回避としても無人化(機械化)やベーシックインカム・ゲノム医療の促進へとシフトしていくことになるでしょう。
世界が新しい基盤を整えるまで、混乱した状態は3年程続く可能性が高いです。
(直接的なコロナウィルスの猛威以外の関連被害含む)
冥王星が水瓶座に入る2023年には、再生に向けて舵を切ります。
5Gも本領を発揮する(インフラが整う)まで3年くらい掛かるようですから、やはり本格シフトは2023年~2030年になるかと思います。

しかし、冥王星の再生は『元に戻す』再生ではありません。
『新生』新しい状態を創り上げていくこと。

ですから、コロナウィルスが落ち着いたとしても元の状態の社会を再生していくのではなく、新しい社会が生まれていきます。

水瓶座の時代は、ひとりひとりが自分の個性(創造性)を発揮し、仕事をしていく時代

2020年からの20年は、人工知能が普及し身近なものとなると同時に、人間は仕事を奪われる可能性が高くなります。でもそれは、必ずしも悪いことではなくて、働き手不足、少子高齢化という現実と向き合うには必要なことです。
人の仕事が無くなることへの対策として世界的にベーシックインカムが検討されていますが、ベーシックインカムの導入にも、AIやロボットが人に変わって働いてくれることが必要になってきます。キャッシュレスというのはその下地に過ぎません。
2025年には天王星(水瓶座の支配星でありテクノロジーも意味する)が双子座(情報拡散)へ入ります。
どちらも風のサインです。物理的な風をイメージしてもらうと分かりやすいかと思いますが、風の相乗効果で拡散力が高まり、テクノロジーの更なる進化が進みます。


冥王星蠍座世代は、働き盛りと言われる30代~50代をテクノロジーによって社会の在り方が刻々と変化し、個性競争が激しくなる水瓶座社会で生きる訳です。

現在の40代後半くらいから上の世代の方は働き方を変えなくても何とか行けるかもしれませんが、副業は何かしら持っておいた方が良いと思います。
趣味を活かして老後にもお小遣いを稼いだり、万が一今の仕事が続けられなくなってもそちらにシフトすることも出来るので、可能性は拡げておくに越したことはありません。
冥王星蠍座世代(就職氷河期世代とも言う)は、変わることを余儀無くされるでしょう。
それより下の世代は、個性競争世代。
テクノロジー(IT)を活用し、個性を活かして仕事をするということを身近に感じている世代。
特に1995年~2003年くらいの生まれの子には水瓶座の天王星を持つ新時代の申し子がいる。
むしろ、我々が彼等から学ぶべきことはたくさんある。

実際に時代が変わった、世の中の働き方が大きく変わってきたと誰でも実感出来るのは、恐らく2025〜2030年を過ぎた辺りだと思います。
しかし、物事は顕在化した時点で結果なのです。
実際に時代が変わったと肌で感じてから動いても遅い。
歳を取れば取っただけ、生き方や仕事を変えること、新しいことへの挑戦するにも抵抗が大きくなります。


人工知能の次は遺伝子です。
デザイナーズベイビーや生殖医療は倫理的にどうなのってゆう反面、医療の観点では凄まじい進歩になる。
電子絆創膏というものがあるらしいです。
電磁波で遺伝子情報を書き換えて早く治る細胞にするとか何とか。
難しいことはよく分からないけれど、多分これもゲノム編集に当たるはず。
この技術を内臓にも使うことが進められているらしい。
いよいよ病気で死なない時代になる。

ゲノム編集は賛否両論ある中で、2040年のグレートコンジャクションは天秤座で起こります。
天秤座はバランスを取るサインですから、良いも悪いも上手く調和させていきます。
近くには水星もあるので、遺伝子操作は普及していくでしょう。
2040年には、高齢者の割合がピークを迎えると言われている「2040年問題」がありますので、これも医療における遺伝子操作を普及させる要因となりそうです。


物質的充足が限界に辿り着いた今、これからのテクノロジーは精神的な豊かさを突き詰めていきます。
テクノロジーは、人間の悩みの解消へ向けて動き出しています。
婚活業界でもAIによるマッチングを取り入れている会社がありますし、転職支援等に使われていたりもします。
これは、人の悩みをある解決してくれる要素になり得る・思考を補助・拡張してくれると同時に、自分の評価や価値・需要というものが浮き彫りになることも表します。

何故、テクノロジーは豊か過ぎる程に豊かに進化していくのか

進化・成長こそが人の運命(定め)であり、その行き着く先がアセンション。
魂の目的=自己実現を果たすためです。

自己実現というのはマズローの欲求5段階説のピラミッドの最上位にあり、下位には生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・承認欲求がありますが、わたし個人としては完全に逆だと思っています。特に現代に於いては。ピラミッドの上に逆ピラミッドで自己超越があるのですが、自己超越から自己実現を目指すことにより下位の欲求が満たされていく流れが本来の在り方だと思います。

ですが、この下位の欲求に振り回されて、地球に来た魂が目的を果たせなくなってしまっているのは事実です。

このマズローのピラミッドに於ける下位の欲求を可能な限り満たし、最低限の豊かさを提供してくれる世界を構築してくれる可能性がテクノロジーであり、一方で、個人の価値を明確にし、魂の目的=自己実現へ向かうように発破をかける。

わたし自身そうだからよく分かるんですが、基本的に人は「追い込まれないと動かない」のです。宇宙はそれをよく理解している。で、追い込みを掛けてくる天体は、やっぱりトランスサタニアンです。2023年〜2030年頃まで、断続的にトランスサタニアンの小三角形が形成されます。

思考が補助され、病気やお金の心配のない世界で、どう生きるのか。
これらを上手く利用し、何を成すか。

魂の目的=自己実現を達成する以外にすべきことはありません。


2020年からの20年は、個性競争による格差も拡がります。
水瓶座の時代に拡がる格差を調和させるため、ベーシックインカムも2040年くらいから導入されるのではないかと予想しています。
しかし、これもまた「与える側とそれを享受する側の二極化」を引き起こします。
3次元に於いて二元性は切っても切り離せないものであり、最終的にこれを統合した時、アセンションは完成します。

こうして人類は、完全に2つに分かれる。
天と地のように、2つに分かれた進化の方向を、それぞれ進みはじめる。
一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。
これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態を続ける。

ヒトラーの預言です。2039年は、キロン天王星海王星というサイン移動に7年以上掛かる天体のサイン移動が重なりますので、やはりここも「転換点」になります。
ヒトラーはこうも言っています。

ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。
これはある意味では気楽な身分だ。
戦争も気候も経済も神人たちによって制御されてしまうので、
ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。
食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。
自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。
しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の『家畜』のように彼らを育て飼うことになるのだ。

それこそ全てを機械に委ねてしまえば、当然、人としての尊厳は失われます。

与えられることに甘んじて、ヒトラーが言うように家畜になるか。有り余る時間、生命や生活の不安の無い状況をプラスに捉え、自分も社会に与える側になるために自己実現に勤しむか。

宇宙が求めている進化は、勿論後者です。

ITの普及により自己実現へのハードルは過去最高に低くなっており、下地は既に整っています。

エクスポネンシャル

これからは、時代の移り変わるスピードが早くなります。

2045年にシンギュラリティが訪れれば、それはさらに加速していく可能性があります。
シンギュラリティとは、人工知能が人間の知能を上回ると言われる技術的特異点。
人間の知能を上回るのですから、今の人間にその結果を予測することは難しい訳です。
人間には予測も出来ない「何か」が起こる可能性と、それにより時代が途轍もない変化を見せる可能性があることだけは予測出来ます。

これからの時代に必要とされるのは、過去の経験則に基づく未来予測ではなく、未来を想像し、柔軟に対応する力。

過去のデータからの未来予測は人工知能の得意分野です。そこに勝ち目は無い。
しかし、人工知能に創造力はないのです。今のところは。

※情報の蓄積(知識)を脳の機能を使って応用すること=知能そのものが創造力に当たるので、理論上AIに創造力を持たせることは可能だとする意見もあります。

「人は考える葦である」とパスカルは言ったが、「思考」はホモ・サピエンスの尊厳では無くなるのかもしれない。

人の尊厳は「創造性」へ

これからの時代は、この創造性を用い、自分の仕事を、人生を、生み出していく=自己実現(魂の目的)を果たす必要性が出てきます。

こう言った世界の変革の荒波を乗り越えるために、わたしたちは今、変わることを促されているのです。